Graebert Japan ヘルプセンター(FAQ)のサイトは、以下に移行しました。
新しい FAQ は、上記 URL にのみ追加されます。
また、このサイトは将来閉鎖されます。
[開く]ダイアログの既定のフォルダが、直前に図面を開いたり保存したフォルダにならない
CADデータを、開く[OPEN]コマンドから開く際、最後に開いた(保存した)場所から開けなくなりました。
以前は最後に開いた(保存した)場所が最初に表示されていました。
開く[OPEN]コマンドからデータを開く際、最後に開いた(保存した)場所が最初に表示されるかどうかを制御している REMEMBERFOLDERS というシステム変数があります。
1 は最後に開いた(保存した)場所が開きます。
0 にするとオプションで設定した図面ファイルの場所が開くようになります。(下図部分)
このシステム変数は以下の製品では機能していませんでした。
ARES 2019 以前のバージョン
ARES 2020 の場合は、SP3 build 20.3.1.4078 以前
ARES 2022 の場合は、SP0.1 build 21.0.1.1245 以前
その場合、値が 1 でも 0 でも最後に開いた(保存した)場所が開いており、既定の設定は 0 になっていました。
これらより後の製品のインストール時、[移行アシスタンス]を使用して以前の設定を引き継ぎ、REMEMBERFOLDERS の値 0 も引き継いだことにより、以前とは異なる動きとなってしまうことがあります。
その場合は REMEMBERFOLDERS の値を0から1へと変更することにより、以前と同じようにフォルダーを開くことが出来るようになります。
コマンドウィンドウに REMEMBERFOLDERS と入力します。
新しい値 1 を入力し Enter を押します。