Graebert Japan ヘルプセンター(FAQ)のサイトは、以下に移行しました。
新しい FAQ は、上記 URL にのみ追加されます。
また、このサイトは将来閉鎖されます。
ARES .Net API サンプルプログラム
ARES .Net API のサンプルプログラムはありますか?
こちらのサンプルを使用してください。
ダウンロードしたファイルを適当なフォルダに保存します。
実行方法
ARES Commander 2022 を起動します。
NETLOAD コマンドを実行し、bin/Release フォルダにある AddCircleCS.dll をロードします。
ADDCIRCLE コマンドを実行します。
2点をクリックすると、赤い円を作成します。
: NETLOAD
LOADDOTNETAPPLICATION
addCircleCs.dll のロードに成功しました
: ADDCIRCLE
直径の始点を指定: »
直径の終点を指定: »
ビルド方法
ソースコードをビルドするには、Visual Studio が必要です。.Net Framework のバージョンは 4.5.2 以上とします。
ファイルメニューのソリューション/プロジェクトを開くで、AddCircleCS.sln ファイルを開きます。
ターゲットは Any CPU | Release と Any CPU | Debug のいずれかを選びます。
(Any CPU なので、できた DLL ファイルは 32ビットと64ビットのどちらのARESでも動きますビルドメニューのソリューションをビルドで、AddCircleCS.dll ファイルを作成します。
AutoCADの .Net API を使ったことがある人向けの説明
参照するマネージドライブラリ
AutoCADで必ず参照するマネージドライブラリは AcMgd.dll, AcCoreMgd.dll, AcDbMgd.dll の3つとなりますが、ARESで必ず参照するマネージドライブラリは TD_Mgd_バージョン.dll と FxCoreMgd_バージョン.dll の2つとなります。いずれもローカルコピーは不要です。
他に必要な場合に参照するマネージドライブラリがあります。ARESの場合、BINフォルダの ○○ mgd ○○.dll という名前になっています。
名前空間
AutoCADの場合、 Autodesk.AutoCAD.ApplicationServices などの名前空間になっていますが、ARESの場合、 Teigha.ApplicationServices などの名前空間となります。
プログラムをロードするコマンドは、ARESでは LOADDOTNETAPPLICATION コマンドとなりますが、そのエイリアスとして、NETLOADが設定されているため、AutoCAD 同様に、NETLOAD [Enter]で、マネージドライブラリをロードできます。
マネージドライブラリを入れ替えて、名前空間を修正すれば、多くの AutoCAD .Net API 向けに作成されたコマンドが動くはずです。動かない場合は、参照が不足しているか、ARES がその辺を実装していない可能性があります。