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CADデータを、開く[OPEN]コマンドから開く際、最後に開いた(保存した)場所から開けなくなりました。
以前は最後に開いた(保存した)場所が最初に表示されていました。
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開く[OPEN]コマンドからデータを開く際、最後に開いた(保存した)場所が最初に表示されるかどうかを制御している REMEMBERFOLDERS というシステム変数があります。
1 は最後に開いた(保存した)場所が開きます。
0 にするとオプションで設定した図面ファイルの場所が開くようになります。(下図部分)
このシステム変数が機能するようになったのは ARES 2022 SP1 からです。
それ以前は機能していなかったので値が 1 でも 0 でも最後に開いた(保存した)場所が開いていました。
ARES 2020 SP1 以降の製品のインストール時、[移行アシスタンス]を使用してARES 2020 SP1より前の設定を引き継ぎ、REMEMBERFOLDERS の値 0 も引き継いだことにより、以前とは異なる動きとなってしまうことがあります。
その場合は REMEMBERFOLDERS の値を0から1へと変更することにより、以前と同じようにフォルダーを開くことが出来るようになります。
コマンドウィンドウに REMEMBERFOLDERS と入力します。
新しい値 1 を入力し Enter を押します。