ARES Commander 2022
ARES Standard 2022

(青い星)

アプリケーションを自動ロードする方法が知りたい。
(青い星)

アプリケーションを自動ロードする方法はいくつかあります。

アドインとしてprofile.xmlに登録する

LISP アプリケーション(拡張子 .LSP)、CFx アプリケーション(拡張子 .TX)、FDT アプリケーション(拡張子 .DLL) が登録できます。マネージドライブラリはこの方法では登録できません。

  1. オプション[OPTION]コマンドを実行します。

  2. アドインページに切り替え、新規ボタンをクリックします。

  3. アプリケーションを選択し、開くボタンをクリックします。

  4. OKボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

ダイアログを閉じたときにアプリケーションをロードします。

ARESを終了すると、ユーザーデータフォルダの profile.xml ファイルに、アプリケーションファイルの設定が保存されます。

アドインとしてレジストリに登録する

FRX アプリケーション(拡張子 .FRX) が登録できます。

  1. オプション[OPTION]コマンドを実行します。

  2. アドインページに切り替え、新規ボタンをクリックします。

  3. アプリケーションを選択し、開くボタンをクリックします。

  4. OKボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

ダイアログを閉じたときにアプリケーションをロードします。

ARESを終了すると、レジストリに、アプリケーションファイルの設定が保存されます。

startup.lspファイルからロードさせる

ユーザーデータフォルダ( %APPDATA%\ARES Commander Edition x64\21.2.3502\Support など)の startup.lsp は起動時に自動的にロードされる LISP ファイルです。ここにユーザーがロードさせたいアプリケーションファイルを追加することが可能です。

(princ "\nLoading Startup.lsp...  ")
;;; Please add your code here.

(princ "OK.\n")

LISP のアプリケーションをロードさせるには、(load ファイル名) を使います。
CFx のアプリケーションをロードさせるには、(drxload ファイル名) を使います。
FRX のアプリケーションをロードさせるには、(arxload ファイル名) を使います。
マネージドライブラリをロードさせるには、(command “NETLOAD” ファイル名) を使います。

メニューリスプファイルからロードさせる

部分カスタマイズファイルの追加[LOADCUSTOMIZATION(Menuload)]コマンドにより、ユーザーが用意したリボンやメニューなどのユーザーインタフェース要素をARESに追加することが可能です。

部分カスタマイズファイル(拡張子 .XML) と同じフォルダに、同じファイル名で拡張子 .MNL のメニューリスプファイルを用意すると、startup.lsp と同じタイミングで自動的にロードされます。

LISP のアプリケーションをロードさせるには、(load ファイル名) を使います。
CFx のアプリケーションをロードさせるには、(drxload ファイル名) を使います。
FRX のアプリケーションをロードさせるには、(arxload ファイル名) を使います。
マネージドライブラリをロードさせるには、(command “NETLOAD” ファイル名) を使います。

マネージドライブラリをアドインとして登録する

マネージドライブラリを自動的にロードさせる別の方法として、アドインとしてレジストリに登録する方法があります。

下記は netsample.dll というマネージドライブラリを起動時にロードさせる設定です。レジストリエディタレジストリキーのエクスポート機能で出力しました。

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Graebert GmbH\ARES Commander 2022\Applications\netSample]
"DESCRIPTION"=""
"LOADCTRLS"=dword:00000002
"MANAGED"=dword:00000001
"LOADER"="c:\\temp\\netSample.dll"

オプション[OPTIONS]コマンドでは、拡張子がDLLのマネージドライブラリをアドインとしてレジストリに登録できません。レジストリを操作することが必要になります。

アプリケーション 自動ロード